2014
世界自閉症啓発デー
4月2日
世界自閉症
啓発デー
4月2日ー4月8日
発達障がい
啓発週間
世界自閉症啓発デー
世界自閉症啓発デー
国連総会(H19.12.18開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動を行っています。
具体的には、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考えております。
みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。
この運動は2010年に全米最大の自閉症支援機関Autism Speaksがライトイットアップブルーキャンペーに着
手してから、急速に世界に広がっていきました。2012 年現在、ニューヨーク、パリ、ロンドン、北京、コペンハーゲン、シドニー、リオデジャネイロ等、そ
の他 3000 箇所以上の都市、45 ヵ国が参加しています。
みんなで作ろう、
やさしい街を
世界自閉症啓発デーでは4月2日から1週間の間、徳島市中心部の阿波銀住友ビルをブルーの色に変え自閉症・発達障がいの啓発を行っています。
自閉症は、「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方が冷たかったということが原因ではないか」と思われることがありますが、これは正しくありません。
脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。このような、自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解していただき、愛情をもって支援していただくことを願っています。自閉症の人たちは、周囲の愛情と支援によって大きく育つことができるのです。